
なぜ東京一極集中は
止まらないのか
〜地方創生政策6年目からの再考〜
地方創生が国策として始まり早6年。 東京一極集中は止まりません。
コロナ禍で地方への分散も一時的にはありましたが コロナ禍が落ち着き始めると早速、都心に回帰しています。
B級グルメ、ゆるキャラ、特産品開発、移住定住政策、産業振興・・・・ 様々な地方創生施策が実施されましたが、
効果は限定的です。
なぜ、東京一極集中が止まらないのか?
それは、日本のみならず世界中で進む「地方から都市部への人口移動」の原因を 踏まえた上での地方創生政策ではなかったからではないでしょうか。
なぜ、都市は人々を惹きつけ続けるのか? よく考えれば不思議なことです。本来、その地域に何人住めるかは その地域の人口保持能力によります。無限に人を惹きつけ続け、人口が増えていく 「都市」とは何なのか。 地方はもう都市部には敵わないのか? 地方でも地方創生の狼煙を上げている地域があります。 若者を惹きつけ、挑戦を生む地域では 一体、何が異なるのか?
地方を活性化する人材、そして教育とは何か。
複雑系科学の見地から「なぜ都市化するのか」を紐解き、 地方の可能性を教育の観点から論じます。
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藤岡 慎二
Shinji Fujioka
専門分野は経営戦略、組織論、リーダーシップ、地域活性化、ソーシャルイノベーションです。 特に地域活性化は全国で活動しています。自身でもコンサルティング会社を起業し、16年にわたり経営しています。常に問題発見・解決や理論と実践の両立を意識しています。
■略歴
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科修了、2006年に教育コンサルティング会社、株式会社GGC(現:Prima Pinguino)を設立。総務省地域力創造アドバイザー、OECD日本イノベーション教育ネットワーク連携研究員、慶應義塾大学SFC研究所上席所員、福井県高校問題協議会会長。愛媛県立学校振興検討委員、文部科学省の事業評価員、産業能率大学 経営学部教授。

五十川 員申
Kazunobu Ikagawa
cafe? IKAGAWA DO店主
国立研究開発法人情報通信研究機構 招聘専門員/QualitySoft(株) 研究員
岐阜県揖斐郡池田町生まれ。金沢工業大学大学院工学部機械専攻修了。
「流行よりも文化を作りながら、日本を元気にする仕事する」をモットーにCode for Kanazawaの立ち上げや、地域課題解決の為のワークショップ大学や専門学校、高校、自治体などでの起業家教育も行っている。
また、地域の課題を政治の世界からも変えるべく、市議会議員にも挑戦し1期野々市市議会議員としての活動も行った。
現在も、引き続きコワーキングスペースの運営をしながら、企業や研究機関のアドバイザや、政治家や自治体職員の政策立案サポート、大学での非常勤講師をしながら全国の地域課題解決の為に日々活動を行っている。
森山奈美
Nami Moriyama
株式会社御祓川 代表取締役
金沢大学非常勤講師
石川県七尾市生まれ。横浜国立大学工学部建設学科建築学コース卒業。民間まちづくり会社(株)御祓川(みそぎがわ)の設立に携わり、その取り組みが日本水大賞国土交通大臣賞、ふるさとづくり大賞総務大臣表彰などを受賞。経済産業省「ソーシャルビジネス55選」に選出された。
能登の特産品を取り扱う「能登スタイルストア」を運営するほか、地域の課題解決に挑戦する若者を能登に誘致する実践型インターンシップ「能登留学」、能登半島の地域企業の人材研修・組織開発・採用支援などを担う「能登の人事部」として地域全体の人材育成にも取り組む。能登留学生と生活を共にするインターンハウスの家主でもあり、200名を超える能登留学OBOGが能登に帰る際の拠点になっている。
様々な主体が関わるまちづくりのつなぎ役として、能登の元気を発信し「小さな世界都市・七尾」の実現を目指して日々、挑戦中。

ABOUT US
きっかけは、藤岡慎二による11月19日のSNS投稿。
地方創生が始まって6年、なぜ東京一極集中が止まらないのか。日本のみならず、世界でも毎週100万人が地方から都市部に移動しています。なぜか?その原因を踏まえた上で、地方創生を教育を通じて実現するか、のロジックを組み立てました。興味ある方、オンラインで論じましょう。
瞬く間に、100件以上のコメントが寄せられ、中には企画から関わりますよ、という声も。さっそく、オンラインで本セミナーを実施するための臨時プロジェクトチームが立ち上がりました。
プロジェクトメンバーのスレッドが作られて、オンラインにて準備が進められております。
話してみたい論点は、ぜひコミュニティに投げ込んでください!
